2015年 9月 4日

９月４日、打ち合わせの合間に読み聞かせの先輩のお宅を訪問しました。

明治時代に建てられた由緒あるお宅。

広い玄関の高い天井にはなんと燕が巣を作り、今年４羽孵ったそうです(*^^*)

庭のサルスベリの木では、猿に負けたくない同居のお孫さんが木登りに挑戦中。

同じ町内とは思えないほど静かな空間ですが、１２月には壊されて、新しい家が何軒も建つそうです。

年期の入った梁も本当に立派で、見るもの全てなんとも言えない風情があります。

愛着たっぷりのお家、でも維持が大変とのことで、私も伺ってみて納得しました。

「この家を覚えていてもらったら嬉しい」と仰いました。

不思議なことに売却を決意してから急にお家のあちこちにがたがきたそうです。

「年老いても精一杯頑張ってきた家が一気に気が抜けてしまったかのよう」とのお話が響きました。