t京都大学原子炉実験所

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2015/07/30



8 月に開催される「大阪府原子炉問題審議会」に先立って、熊取町にある京都大学原子炉実験所に視察に行ってきました。


ここは、昭和38年、「原子炉による実験及びこれに関連する研究」を行うことを目的に、核エネルギーと放射線の利用に関する研究教育活動を進めてきた施設です。

昭和49年からは研究用原子炉を用いて、革新的がん治療法、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の研究が進められており、世界有数の臨床研究の実績を有しています。


BNCTは、がん細胞に特異的に取り込まれたホウ素が中性子を捕捉することにより引き起こされる核分裂反応を利用し、がん細胞を破壊する治療法で放射線治療、化学療法そして外科療法とは別の、新たな治療法として期待されています。

大阪医科大学内に「(仮称)関西BNCT医療研究センター」を設立することとなっています。

大阪。関西がBNCTの研究・医療でこれからも世界をリードしていってほしいと思います。

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