t【まいど!かなえ 2015年3月10日(火)】

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2015年3月10日火曜日




【まいど!かなえ 2015年3月10日(火)】



今日は衆議院予算委員会第五分科会で副大臣として答弁。


造血幹細胞移植推進PT事務局長 中野ひろまささんから、「造血幹細胞移植手術後の患者のフォローをしっかりしていくため、造血幹細胞移植健康手帳の取組を進めてもらいたい」といった趣旨の質問がありました。


公明党が主導して全会一致で成立した造血幹細胞移植推進法が施行されて早1年以上が経ちました。この法律は移植体制を整えるだけではなく、移植を希望する患者の方々にとって、病気の種類や病状に合った最適な移植が行われるとともに、移植後の生活の質の改善が図られることも視野にいれています。


造血幹細胞移植拠点病院の一つである名古屋第一赤十字病院では、移植患者の健康状態を中長期的な観点からフォローするとともに、患者自身が自分の移植についての情報を持ち、他の医療機関受診時に情報を共有できる事を目的とする「造血幹細胞移植健康手帳」を2011年から発行しています。こうした手帳を移植患者に配布することは、中野ひろまさ さんのいうとおり、患者の生活の質の向上と行った観点から極めて重要です。


そのため、平成25年度から、造血幹細胞移植拠点病院が移植患者の健康管理のための手帳を作成・配布する場合、事業対象経費として認めておりますが、来年度も継続して実施していく予定です。また、現在、関係学会において、手帳の内容の統一化に向けた検討が進められていますが、厚生労働省としては、平成27年度はこうした取組を支援しつつ、全ての拠点病が手帳を作成・配布に取り組めるよう、推進していく旨答弁致しました。


その他にも、実際ドナーとなられた方からのご意見を踏まえ、ドナー休暇制度やドナーコーディネーター配置促進等の質問も頂きました。造血幹細胞移植の推進にあたって課題は様々ありますが、今後も「患者さんのために」との思いで頑張っていきたいと思います。

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