t広範囲で大気不安定 大阪では猛烈な雨

2014年8月24日日曜日



広範囲で大気不安定 大阪では猛烈な雨 8月24日 19時10分 NHK



西日本から北日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、大阪府では局地的に猛烈な雨が降ったほか、北海道北部では断続的に激しい雨が降って大雨になっている地域があります。
気象庁は土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、暖かく湿った空気と北海道の西にある低気圧の影響で、西日本から北日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達しています。
大阪府が池田市に設置した雨量計では、午後6時半までの1時間に96ミリの猛烈な雨を観測しました。

また、午後7時までの1時間には、大阪・茨木市で64.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。

北海道北部では24日未明から断続的に激しい雨が降り、礼文町では昼すぎまでの24時間に降った雨の量が180ミリを超えるなど、北海道の礼文町と利尻富士町では50年に一度の記録的な大雨となっている地域があります。

これまでの雨で、北海道と大阪府、兵庫県、それに岡山県では、土砂災害が起きる危険性が非常に高まっているとして、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

大気の不安定な状態は25日にかけて続き、西日本から北日本の広い範囲で、雷を伴って激しい雨が降る見込みで、西日本や北海道では24日夜遅くにかけて局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は、土砂災害や川の急な増水、それに低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や、竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

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