tヤジは議場の花?

Date: 2014/06/24



 連日マスコミ報道が続いている東京都議会のセクハラヤジ問題は、ようやく鈴木都議が名乗り出ました。当初は否定していたというのですから、おそらくバレルことはないと高を括っていたのでしょう。ところが、日に日に話は大きくなり、このままでは声紋鑑定も必至となったところで観念したのではないか。一番声の大きかった自分だけが犯人にされては、たまったものではない。ここは、最初に名乗り出たほうが得策と判断したものと推測します。

 5日間という時間は、様子眺めを決め込んでみたものの、情報収集の結果、もう逃げ場はないと覚悟を決めたとしか考えられません。形ばかりの謝罪で、事の重大性も全世界に発信された深刻さも到底理解されていないものと思われます。

 本日の外国特派員協会での海外メディアからの塩村都議への質問に「これはヤジじゃなくて、家庭内暴力のような、議場内暴力じゃないですか。しかも多数の議員が平気な顔をして笑っていたということで、都議会だけでなく各県の議会などでもおこっていることだと思います。」との発言がありました。

 ヤジは議場の花と言われたこともありました。気の利いた議論の潤滑油にでもなればそのとおりですが、昨今の大阪府議会の現状はどうでしょうか。下品な個人攻撃や中傷ヤジ、他人事ではありません。

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