t「核廃絶推進委員会」に参加

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2014年1月27日



「核廃絶推進委員会」に参加



本日夕刻、核廃絶推進委員会で、一橋大学の秋山信将教授を迎えて議論。わざわざ、広島と長崎からも公明党の地方議員さんが参加。写真の後ろ姿は私です!

昨年10月、国連総会第一委員会において、日本を含めて世界125カ国が「核兵器の非人道性を訴える共同声明」に賛同しました。米国の核抑止力にある日本は、核兵器を完全に否定することができないとの理由から、これまで賛成することがなかった声明です。

核廃絶への道筋は、単純ではありません。核の「非人道性」を国際社会に訴えていくという側面はもちろんのこと、「地域の安全保障」上、核廃絶をした方が得をするという形に、いかに持っていくか。つまり、核を保有することは、実は得をしないという安全保障環境をいかに作っていくか。これが大事です。

たとえば広島・長崎以降、核が使用されるかもしれないという緊迫した状況は、世界で何度もありました。しかし、使用することで世界中からうける批判や、あるいはコントロールできない核の悲惨な結果などから、結局、為政者は核の使用を躊躇し、使いませんでした。つまり核は、持っていても使えない兵器なんです。安全保障環境において、核の役割は、どんどん低くなっています。しかし一方で、安全保障上の駆け引きという点においては、核は一発持っているだけで、ゲームチェンジできるほどの大きな威力を持っています。NPT体制含め、今必要なのは、「核の役割」をいかに低減させるかだと思います。

折しも、本日、公明党創立者より、核廃絶への取り組みについて、具体的な提言がなされています。公明党はこれまで、クラスター爆弾禁止条約発効や、対人地雷禁止条約など、軍縮に力をいれて参りました。本年は、「軍縮・不拡散イニシアティブ」が広島で開催されるなど、エポックメイキングな一年となります。青年委員会でも、核廃絶について、しっかりと議論をして参ります!

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