t ドクターヘリの夜間運航を提言

 8月29日、関西広域連合議会の定例会が和歌山県議会議場を借りて開催されました。連合長提出議案について審議されたほか、一般質問も行われ、大阪府議会選出議員として初めて質問しました。

 普段の大阪府議会の本会議場とは趣が異なり、井戸兵庫県知事が広域連合長、松井大阪府知事は、広域産業振興担当委員、橋下大阪市長は、同副担当委員となり、他府県委員とともに理事者ひな壇に着席されていました。

 私の持ち時間は6分でしたので「ドクターヘリの夜間運航」に絞って質問しました。答弁者は、広域医療担当委員の飯泉徳島県知事でした。

 ドクターヘリは現在、有視界飛行を原則としているため、日没前30分までしか飛べません。地方自治体としては、静岡県がその可能性を検討していますが、航路をあらかじめ決めた形でも単独府県では困難な様子です。

 基地病院や離着陸場における夜間照明、飛行士やの養成・訓練、搭乗医療・看護師の確保など、様々な問題があります。ならば、関西広域連合で実現できれば、その存在価値を全国に如何なくアピールできるのではないか。その思いを込めて質問・提言を行いました。

 現在、連合では、大阪府をはじめ各府県からの移管を受けて4機体制の運航ですが、いずれ6機体制になると聞きました。現状の単なる府県間連携の枠を超えて、連合独自に夜間運航が実現できれば、連合の知名度、認知度は格段にに上がるのはまちがいないと訴えました。

 飯泉委員から、今後、関係者のほか有識者も参加いただき新たな検討会を設置し、課題解決に向けて積極的に取組んでいく旨の答弁がありましたので、注目していきたいと思います。帰りに梅干しをお土産に買って帰りました。



 
Date: 2013/08/31

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