t第68回終戦記念日街頭演説

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2013年 8月 15日

近鉄河内国分駅前ロータリーで、「終戦記念日街頭演説」を開催いたしました。

皆様、こんにちは。7月の参院選では、選挙区4、比例区7の合計11議席を獲得させて頂きました。また、比例区の獲得票数は昨年の衆院選を大きく上回り、初めて比例選で第2党になることができました。これも偏に皆様からいただいた絶大なるご支援のおかげでございます。 その結果、公明党は参議院で非改選議席と合わせて20議席となり、また自民・公明の与党で参院の過半数議席を占めることができ、衆参の多数派が異なる"ねじれ"を解消することができました。このような成果を挙げられたことに対し、心から御礼と感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

さて、本日8月15日、68回目の終戦記念日を迎えるに当たり、先の大戦で犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族並びに、今なお不自由な生活を余儀なくされている戦傷病者の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。 68年前の夏、我が国は「戦争はもう二度と繰り返さない」との強い決意で軍国主義と決別し、平和国家として再出発しました。日本国民の平和を求めてやまない強固な決意と懸命な努力が、戦後復興を成し遂げる力となりました。戦争や被爆体験の風化が指摘されますが、私たちは、戦争の悲惨さ、残酷さを語り継ぐ努力を更に強めていかなければなりません。

21世紀は「平和と人道の新世紀」と期待されましたが、今なお世界に戦争と紛争が絶えることなく、核の脅威は「核拡散」という問題となって人類の生存を脅かしています。公明党は、世界中の人々がテロ、貧困、飢餓、紛争、感染症、麻薬などの「構造的暴力」から解放される「人間の安全保障」の確立こそ「戦争のない世界」を実現するための基本であると考えます。座して戦争反対を叫ぶだけでは平和は実現できません。地球的視野に立った「行動する平和主義」に徹し、人間の安全保障を具体的に推進していくことこそ日本の進むべき道であると確信します。 広島、長崎への原爆投下から68年、国際社会は「核兵器のない世界」に向けて歩みを進めています。来年2014年の春には、核兵器を持たない10カ国からなる「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」の外相会合が広島で開催されます。唯一の被爆国・日本は、核廃絶に向けてリーダーシップを発揮していくべきです。そして「NPDIは核軍縮を後押しする国際的な枠組みであり、大きな一歩」になります。各国のリーダーには被爆地を訪れてもらい、被爆の実情を実感してもらうことが大切です。これを一つのステップに次の目標に向けて進みたいと考えております。

 さて近年、近隣諸国が我が国の主権を脅かす行為が続いています。領土と主権をめぐっては毅然とした対応を貫くとともに冷静な対話を通じた戦略的外交を進めることを政府に求めてまいりたいと思っております。公明党としては、この秋にも青年議員訪中団を派遣して、議員外交を通して日中間の対話の強化に努めてまいります。 また、前政権の無責任極まる政策展開により弱体化した日米関係について、日本の平和と安全をより確かなものにするために、日米関係を深化・発展させる中で両国関係を再構築していくことが重要と考えます。(山口代表の訪米が正式に決定した場合は、そのことをここで紹介してください。7/29現在未決定)日本外交の再建に向け、公明党は「行動する国際平和主義」の理念を掲げ、核軍縮の推進、人間の安全保障分野で貢献する平和外交を推し進めてまいります。 以上、戦後68回目の終戦記念日に当たりまして、ご挨拶させて頂きました。これからも「平和の党・公明党」に、皆様の力強いご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

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