t部会で青森・函館を視察

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7月29、30日(月、火) くもり時々晴れ

 会派の教育・健康福祉部会で青森市、北海道函館市を視察しました。

 まずは青森県庁を訪問、「保健・医療・福祉包括ケアシステム」の説明を受けました(写真1)。これは市町村ごとに医療機関や介護サービス事業者、行政機関が一体となってサービスを提供できるようにする取り組みです。

 地域のまとめ役を保健師が担い、高齢者、障がい者、子育て支援とあらゆる活動をしています。県は市町村レベルで対応できない高度医療などを補完しています。

 青森県は男女とも平均寿命が全国一短いという状態が15年以上続いています。元気で長生きするためには若いころからの意識づけが大切、との視点で各市町村とも食生活改善に取り組んでいるとのことです。

 もう1枚の写真は私たちがごちそうになったリンゴジュース、缶のデザインもさすが青森ですね。

 翌日は函館市の公立はこだて未来大学を訪問しました。函館市、北斗市、七飯町の2市1町が設立しました。今年で開学14年目と若く、全学生合わせても1000人程度の小さい大学ですが、就職率は毎年95%以上と健闘しています。

 特徴の一つに3年生必修の「プロジェクト学習」があります。10-15人程度のチームごとに1年間かけて課題解決に取り組みます。函館の観光魅力の発信や、町役場のシステム開発など地域貢献のプロジェクトを大学として重要視しているそうです。

 5階まで吹き抜けの校舎は大学が培ってきたオープンスペース、オープンマインドな風土をよく表しています。教員、職員、学生の関係が近いというのもうなずけます。もし大学生に戻れるなら、こんなところで学んでみたい、とうらやましく感じました。

 余談ですが、27,28日とGLAYのコンサートが函館であり、延べ5万人を集めて大賑わいだったそうです。空港にペナントが残っていました。

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